備忘メモ
- 2015/08/18(Tue) -
ここんところ 翻訳ものに よき出会いあり

「夏への扉」 新訳版 ロバート・A・ハイライン  小尾芙佐訳

 タイトルにもなっている 「夏への扉」 と 雄猫ピートが素晴らしい 
 猫語訳も よいわぁ~
 「ナーオウ!」 (いーまぁ)
 「モーアー!」 (もっと)

「もっと なにか ある」 パトリック・ネス (「怪物はささやく」 の 著者)

  文章の 緊張感 迫力 そして濃密
  心理描写がくどいわけでもないのに
  ものすごく 濃密に 主人公の心理を味わう
  なぜだ~ 
  行動の描写やセリフが緻密なのかなぁ 
  構成のうまさ? 
  日本訳もいいんだろうな。
  ただ
  登場人物たちがずっと心身ともに 痛めつけられるので
  筆力があるぶん  キツイ・・・。
  読んじゃうけど。 読まされちゃうけど。
  読み応えあり。
 
  物語設定は 大ヒットした某映画ふたつを 思い出させる。 わざとかな?   



Marcelo in the Real.World マルセロ・イン・ザ・リアルワールド
                             フランシスコ・X.ストーク著、 千葉 茂樹訳

 マルセロの心的世界が好き 豊かで静か
 「IM(インナーミュージック)」  と 「人と交わって生きること」 が両立しないことが 寂しいけれど
 でも 人は 人。 人に混じって生きるのが幸 だとも思う。
 読書中の充足感・読後の幸福感。
 心理描写が濃い。 小説だからこそ描ける心理描写。
   

 翻訳ものの ヤングアダルトは  よいなぁ  
 甘いところに流れず
 ピュアな痛みが たしかに存在する 
 
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