「アライバル」
- 2012/07/19(Thu) -
 サイレント映画のように一切の文字を使用せず表現した、究極の文字なし絵本 (カバー折り返しより引用)

   ちなみに ページ数も記入なし



アライバルアライバル
(2011/03/23)
ショーン・タン

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 圧倒的な想像力 深い洞察力  細部まで書き込まれた絵。

「リサーチを重ね 構想を練り 描き続けた四年間」 と 作者あとがきに あった。



 そこに存在するのは物語以上 世界そのもの

 息を飲むようなページはいくつもあるけれど  

 わたしは ラストページの美しさに 泣いた。


    


 ファンタジックな風景は どれも すばらしく魅力的だけれど

 ラストの美しさは  魂へのひとしずく  

     
 

 性善説なんて とっくに捨ててる私だけれど (自分を観察して) 

 それでも   〈人は美しいものを持つ  美しくなりえる〉  と。 

 そんな ひとしずくを

 こどもたちの魂に落とせるような 物語を めざそう。   

 こどもたちが 絶望に 乾ききってしまわないように。

          

 このところ 乾いて割れてしまいそうな 事件ばかり・・・

                

   
 


 
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