ピアチェーレ
- 2010/12/16(Thu) -
  
ピアチェーレ―風の歌声 (Green Books)ピアチェーレ―風の歌声 (Green Books)
(2010/07)
にしがき ようこ

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 児童文学? ヤングアダルト? その境目?

 いづれにしても 既存のものと 一味ちがう。

 '歌声'  'ピアノの音’ ’声をのせる風’ … 

 その描写が  読み手の五感+もうひとつの感覚を刺激する。

 
 ラストもいいが、 ラストのあとに あとがきないのが もっといい。

 本を閉じれば ラストは始まりとなって 物語世界が広がりつづける。

 常々思ってた。 物語から現実に引き戻すようなあとがき なんでつけるんだ? 
 
 読まなきゃいいんだけど そこに活字があればつい目がゆく。 好きな作家の本ならなおさら。

 うん あとがきなしって 純粋に物語が楽しめて  いい。 

 
 歌の先生が 「先生って、お母さんなんですね」と言われ朗々と歌い出すシーンにも 拍手!     


 「ピアチェーレ」 イタリア語で 自由に  喜びをもって という意味だそう。

 (素敵な題名だけど カタカナに弱いので 覚えられそうにない…)

 
 第8回日本児童文学協会・長編児童文学新人賞受賞作  (小峰書店より出版)

 独創性って 大事ね。
   
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