プラナリア
- 2010/03/06(Sat) -
プラナリア きみは 最強

ひとつの体を二つに分けて 二つの命 

百に切り刻まれたら 百の命を再生する 

死を条件にしない命 



ヒトだって ヒトになるずっとずっと昔 初めの初めは

シンプルな細胞分裂をしていただろうに

なんだって 男と女に分かれて 生殖の道を選んだのだろう

性の営みは  愛という装飾を はぎとってしまえば
   
         こっけいで

         時には 面倒くさくて

         悪くすれば あさましく 痛ましく

         だから闇に隠れて 

         しかも

         生み出す命は 死と抱き合わせ



プラナリア きみのように

わたしを割って わたしとわたし 


        別れの悲しみ に 傷つくこともなく


わたし は わたし から  わたし から わたし を 


        喪う予感に おびえることもなく


さかのぼっても 進んでも どこまでも いつまでも わたし わたし わたし

わたし わたし わたし わたし わたし わたし わたし わたし わたし


        わたし以外を 愛おしく思うこともなく。。。

        限られた命を 慈しむこともなく。。。

        時を惜しむこともなく。。。

        。。。ならば どうやって 生を感じればいいのだろう



プラナリア

あたしは きみには なれない 

こっちで がんばるしかないね
  
死と抱き合わせの命

限られた時間

哀しみから逃れられない生を



            
一期一会をかみしめながら

  母との
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