犬はいつも足元にいて
- 2010/06/23(Wed) -
 「どこがおもしろいのかわからん 読んで教えて!」 と Jさんが 貸してくれた一冊。


犬はいつも足元にいて犬はいつも足元にいて
(2009/11/07)
大森兄弟

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  おもしろくないです。

  むしろ不快。 主人公にも その友人にも 心を添わせたくない。 共感したくない。

  けど・・・・白状すると 

  安心した。 悪意を飼いならしている様子の 作者に。

  誰だって同じよね とは 言わないけれど

  私だけじゃないよね って 安心感。 

  

  性善説をとるか 性悪説か と 言われたら 後者をとる。

  私自身が 善人でいるために 努力を必要とするから。

  もしも 愛する人のひとりもなく 愛してくれる人のひとりもなく

  信頼も 友情も 夢も ないなら

  私は 簡単に 努力を捨てると思う。

  怠惰のままに 流されるか 堕ちるか。


  
  でも いまは まだ 努力する。

  自分の内に生まれる負の感情を 飲みくだす。 

  飲みこんだそれは どこへ・・・ 

  たとえば 公園の茂みの奥 広場の地中に 埋められ 腐りつつあるのかもね。

  時に 犬に掘りかえされて 腐臭を放ちながら。

  犬という名の 自我の一部に。

  腐臭だとわかっていても 時に 掘りかえして 自分の匂いを確かめずにはいられない。



  (。。。。。。 と 手前勝手な 読み を してみました)
        
    

  
  
    
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梅酒と からたち酒と 時間
- 2010/06/22(Tue) -
猫の額ほどの庭・・というか猫の通り道&厠にされている小さな庭に 

小さな庭にも関わらず 梅の木一本。

思い切り 隣家の駐車場に 枝を伸ばし そろそろ 切らねば。

ここ数日イラガ が 卵を産みつけてるし(この毛虫は青緑で美しい。でも刺されるとめっちゃ痛い)。

重い腰をあげて作業し始めたら 青梅が実ってることに気付いた!(^^)!。(これが数年にいちど) 

と―ぜん 作業は 枝切りから収穫へと変更。(枝切りはエー加減にぱぱっとな)

もちろん梅酒!  果実酒用の広口瓶があったはず。

と ここで 昨年 カラタチ酒をつけたことを 思い出した。

一度 味見て まずかったから 忘れてた。 

あれは失敗 捨てちゃおう と ビンを取り出したら あややや なんか とろーりこはく色に。

とりあえず 味見。 

    karatachishu2.jpg


いけるし! かんきつ独特の苦みが出てて わたし好みやん! 

わーいっ もうひとくち味見!

・・・って ホワイトリカー35度で作ってます。 うっかり運転不可に。

梅酒用のビンとか氷砂糖とかホワイトリカーとか 徒歩圏内の店にあってよかった^^;

荷物多くて 何度か往復しましたが。

カラタチ酒も 梅酒も 秘訣は「時間」だね?。 

待つべし 待つべし。 がんばって 一年は待とう。


市販の果実酒?  わたしには甘すぎて。  それに いちばんのお楽しみは「梅酒づけの梅の実」♪。

あ 半分は ブランデーで すればよかった。 

ブランデー漬けの梅の実。 ええ 香りやろなぁ 想像だけでとろけるわたし。

次はブランデーで。  かりん酒もええなぁ。  果実酒 はまりそう・・・

・・・出来上がったころ 間違いなく キッチンドリンカ― 。



枝切り作業の おもわぬ副産物♪ でした。 
         
   
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「ニサッタ、ニサッタ」 「岸辺の旅」
- 2010/06/07(Mon) -
 本はいつも図書館予約。。。 


「1Q84」の1、2巻(やーっと)、「ほかならぬ人へ」、「二サッタ、二サッタ」、「岸辺の旅」 他数冊。。

まとまってきた。。。そら もう 睡眠不足で。。。



 ニサッタ = アイヌ語で 「明日」 という意味だそうです。

ニサッタ、ニサッタニサッタ、ニサッタ
(2009/10/21)
乃南 アサ

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 乃南アサさんの書く人間は  
 
 毒あり くせあり だめなやつ でも おっとどっこい生きてるぜ

 そこがいい。

 20数年前 乃南さんの本を 読み漁った。 とくに毒ありを。

 いまにしておもえば  自分の毒を中和し 自家中毒をふせごうとしていたんだ。

 ぬきさしならぬ関係って 毒を生むのよねー。

  (20数年前結婚いたしましたの おほほ)



 村上さんや白石さんの作品は さすがに凄いなー キャラクターや構成が素晴らしいわー なんですが

 わたしはどうも男の書いた女性描写がいまいち とくに 性描写がしらける。。。ひいてしまう

 男の書く女性が男の理想なんだとしたら  ”けっ”  なんて思ってるわたしは。。。 おほほほほ  


 で 今夜は 「岸辺の旅」

 
岸辺の旅岸辺の旅
(2010/02)
湯本 香樹実

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 夜中に突然 夫の好物が食べたくなって作る その配ぜん台の暗がりに夫があらわれる。。。「ああそうだったのか」

 。。。という 冒頭で もう 期待に皮膚がぞわぞわ   

 わたしと夫も おそらく どちらかが亡くなったあと それまでになく深く語り 共に歩くだろうと思う。

 口に出す言葉より 書く言葉のほうが濃い でも書く言葉には しばしば嘘や美化が混じる。 

 胸のうちで繰り返される言葉は   闇の中で行き来する言葉は  どうなのだろう。 

     
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