ふたりぶん
- 2009/01/27(Tue) -
                                振袖 好きじゃなかった

                                式も 嫌いだった

                                二十歳の記念は 旅


                                価値観は 遺伝せず

                                振袖選び に つきあわされ

                                色とりどり 羽織る娘

                                たった 一枚選ぶ 母

 

                                どれより 娘を美しくしたのは 母の一枚

                                鏡の中  娘の笑

                                鏡の中 あれは 二十歳のわたし


                                ああ  遺伝していたんだ

                                振袖を着なかった母から 娘へ

                                ”やり残したこと” として


                                ふたりぶんの 振袖姿

                                ふたりぶんの 笑み
 
                                
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1月17日
- 2009/01/21(Wed) -

                            彼の母は 何度 あの日をなぞったことだろう

                            おそらくは 毎日

                            この14年間 毎日

                            彼の母にとって あの日は 昨日



                            ”生”  OR  ”死” 

                            まるで くじのように ばらまかれた あの日

                            当たりくじ つかんだ者は 懸命に 光めざし

                            14年

                         

                            彼女の話に 涙しながらも
                           
                            当たりくじ 譲ることはできないのです

                            
                            
                            ごめんなさい
                            

                            

                            

                                                         
                           
                            
                            
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月光
- 2009/01/11(Sun) -
                                     凍てつき澄めば

                                       月 煌々    


                                      我が内の海 

                                       潮 満ちる


                                
                  yoakenotukis.jpg
                             写真by Katsumi 「フリー写真ブログもってって!」



                 
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北斗七星へ
- 2009/01/06(Tue) -
                             坂道   星空

                             キシキシと足元の雪

                             頬打つ冷気も心地よく

                             そんな 増毛の夜のノートに

                             T・・・の署名 と

                             羽のような言葉たち
                            
                             天使の羽 とは 言わないけれど

                             でも  空に属するものの 透明感で

 
                              あれから 30年




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銀の朝
- 2009/01/05(Mon) -
                                          銀の朝 迎えて 
                                                                                                                                         
                                          素足 そっと 踏み出す

                                          冷たさに りんと 我を立て

                                          一足ごとに 澄んだ音 響く

                                          息白く  霧を産み
                                          
                                          憂い秘めて 氷の女王となる


                                siroisekai081228s.jpg

                                 写真by Katsumi 「フリー写真ブログもってって!」




                                                                                 
                                                                                  
                                            
                                           
                                           
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