ある路地の独り言
- 2015/06/29(Mon) -
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これでも 75年前は ぴかぴか新築長屋
どんつきには共同井戸のある 粋な袋小路だったのさ
書道家、左官屋、新米建築士、学校の先生なんかが軒を並べてね
開けっぱなしの戸口から 夕餉の惣菜が 自由に行き来した

これでも 45年前は 子供たちの声にあふれていた
かこチャンりえチャンとしぼうわたるみつのりクンえいチャンみほチャンのりチャンまゆチャン
かこちゃんが12歳くらいで まゆちゃんは生まれたばかりの赤ちゃんで
年の差なんて関係なく みんなつるんで遊んでた 
   
これでも 25年前には 赤ん坊の声が響いてた
ここから巣立った子たちが 里帰りして 新しい命を産んだから
もう井戸はなくなっていたけれど 代わりに空き家があったけれど
赤ん坊の泣き声は エネルギーの塊だった

これでも 3年前は 慈しんで住んでくれる人がいた
ここで 生まれ育った その人が
最後の一軒
ほかは 空家だったけれど

だけど そろそろ おさらば 
この夏に 取り壊しさ
なんにでも 終焉はある  
そうだろう?

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里帰り ひとこま
- 2015/02/08(Sun) -
 縄跳びしている女の子の ほっぺが赤い。
 鳩を追いかける男の子が ふと立ち止まりふりむき 
 母親の姿を確認して また走り出す。
 バスケットゴールの下では 少年たちのエネルギーはじけ。
 潮風。
 夕日に輝く沖を みつめる女性。
 砂浜クラブ活動、本日はバレー部。
 ウォーキングするひと。
 ゆっくり自転車こぐ人の視線は 海。

 そんな 扇が浜の 夕暮れ。

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もう13年
- 2014/02/24(Mon) -
 2月23日

 南紀田辺の空青く 
 地には 満開の梅 白くけぶる。

 清々しく  父の13回忌法要。

 父さん あなたの娘と息子は 元気です。 
 白髪が増えたり 肌がたるんだり 耳が遠くなったり 
 順調に 熟成してます。 

 孫三人 成長したでしょ まぶしいでしょ。
 あなたから受け継いだものを秘めて それぞれ きらめき進んでいるよ
 あのこたちを これからも 見守ってやってね。

 ありがとう 父さん。
 

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たまバス
- 2012/11/12(Mon) -
里帰り途中
紀の川サービスエリアで「たまバス」と 隣り合う。
車内シートもタマ模様なんだって。

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 たま駅長
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 (今回 たま駅長は 乗車してなかった)


 


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- 2011/08/22(Mon) -

 空は

 和歌山の 

 田辺の

 海に近い 平屋建ての

 物干しの 上に 広がる



 それが わたしの空


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 わたしを 生かす 空
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帰る場所
- 2011/03/01(Tue) -
      今年も 思い出橋 開通

 
      

      空 山 川 人里

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      ふりむけば 海

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     物語は 橋から始まって 橋に戻る  いつも

     わたしの魂が ここに もどる   


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    橋を渡れば 



   おこぼうさん


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故郷にて 夏
- 2010/08/30(Mon) -
         ぐわんと 殴りつけるよな日差し 

         輪郭も鮮やかに 暗黒色の影

         凄みのある 空の蒼


         

         そうだ 

         これが わたしの 夏



         
         
          
         
        
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